AutoCAD 2008シリーズから搭載された「異尺度対応」。この異尺度対応オブジェクトが含まれる図面をそのままの表示を保って旧製品で開くには、「異尺度対応オブジェクトの表示の正確性を保持」を有効にした状態でファイルバージョンを下げて保存してください。
AutoCAD/AutoCAD LTのファイル・図面変換に関する疑問、トラブルに対する解答・対処策(ヒント)、また便利機能をまとめました。
AutoCAD 2008シリーズから搭載された「異尺度対応」。
シートセットにある図面から不要な図面を除去するには、対象の図面を選択し右クリックします。ショートカットメニューから[シートを除去]を実行するとリストから除去されます。
シートセットマネージャパレットの上部にあるメニューより[シートセットを新規作成]を実行します。
シートセットを作成ダイアログが開かれます。
シートセットの詳細の項目ではシートセットの名前を入力します。この内容はプロジェクト名称を記入するのが適当でしょう。
レイアウトを選択の項目では既存の図面ファイルを取り込みたいので[参照]ボタンから今回のシートセットに含めたい図面ファイルが保管されているフォルダを選択してください。
確認の項目では先の作業で選択した図面の一覧が確認することができます。後で追加・削除することもできるのでとりあえずある程度の図面が確認できたら[完了]ボタンで終了します。
シートセットマネージャパレットに図面の名前がリストされます。今後の図面作業ではこのリストから図面名称をダブルクリックすることで目的の図面を開くことができます。
また、図面名称の頭にある番号は図面番号として利用することができます。
リストの内容を編集するには、対象の図面名称を右クリックし、ショートカットメニューより[プロパティ]を選択します。
例えば番号を編集するには、ここにあるシート番号の項目で修正します。
番号はフィールドの「現在のシート番号」で図面内に記入することができます。
プロジェクト単位でのパブリッシュも行えますし、e-トランスミットから外部に渡す図面を簡単に抽出することもできます。
図面ファイルのバージョンを確認する手段として、直接図面を開いて確認する方法、またDWGファイルをメモ帳で開いて書かれているコードで確認する方法がありますが、複数の図面ファイルを一覧で確認したい場合にはDWG TrueViewを使うと便利です。
タスクバーに配置したアイコン上で右クリックすると「最近使ったもの」のリストが表示されます。